がちゃえもんは5月28日(日)12時30分、生後四ヶ月の生涯を終えました。
出会った人すべてを愛し、愛された短くとも幸福な生涯だったと信じています。

【5月31日(火)】

お友達からいただいた綺麗なお花がたくさん。
写真ではわかりませんが、まるで「笑っていいとも!」状態でとても綺麗です。どうもありがとうございます。

昨日、病院の先生からお電話をいただきました。
原因として胃拡張症候群の疑いが一番濃厚ということになっています。あくまでも疑惑、ということで他の要因が排除されたわけではありません。ただ「育て方、飼い方に問題があってでのことではなさそう」という見解にちょっと救われた気持ちです。

友人が訪ねてきてくれました。久しぶりに部屋の中にこぼれる笑い声にがちゃもんもわくわくしていたかも知れません。がちやの話題になると、灯したろうそくの明かりが時々踊っていました。

皆様にご心配頂いておりますが、私は元気です。
突然すっ飛んでいった「失踪ごじゃ事件」ではかなりキツかったのですが、今回は大丈夫。
一生懸命頑張っていたがちゃもんが体だけを残して旅立った時は心からに褒めてやることができました。
不思議と「なんで死んじゃったの」とか、「かわいそう」という気持はありませんでした。

皆様からメールでいただいた暖かいメッセージや、掲示板への心のこもった書き込み、みんながちゃもんに読んで聞かせてやっています。お会いしたことはなくても、色々な人に愛されていたことを知って、がちゃもんはきっと大満足だと思います。…よかったねぇ。
いただいたメッセージすべてにお返事をかけなくて申し訳ありません。
誠に勝手ですが、ここで皆様へのお返事とさせて頂きますことをお許し下さい。
【5月29日(月)】

2ヶ月と少し前、段ボール箱に入ってやってきたがちゃもんは、暖かい南風の吹く明るい午後の陽差しの中、再び段ボール箱に入ってきゃつ家から出発しました。

箱の中には、オヤツが沢山。
バナナ、おもちゃ、ナッツ、ひまわり、大好きなドライイチジク。
いつも元気いっぱいだったがちゃもんを想い出す明るいオレンジ色のガーベラと黄色いひまわりの花。…まるで遠足です。

がちゃもんがやって来たすぐあとの、3月のあの日のように市内のお友達が突然訪ねてくれました。…綺麗なトルコ桔梗と太陽のようにまん丸くて黄色い菊を持って。
荼毘に付すために、業者の方との約束の1時間前でした。
頭をなでて話しかけてもらったがちゃもん。お客さん大好きだったから、きっと大喜びしていたと思います。間に合ってよかった。
ふたりで「えんそく」に出発するがちゃもんを見送りました。

3時間後、がちゃもんが帰ってきました。

小さな白い陶器の壷に入って、綺麗な金糸の模様が浮き出た緑の包み。カサカサと軽い小さな音をたてる中身は、骨と呼ぶにはあまりにも、もろく華奢でした。
でも、大振りで特徴的な形の頭骨は間違いなくがちゃえもんです。

「おかえり。これからも楽しくやろうね。」

【5月28日(日)】

法事の出先より病院に到着すると、小さな箱に入った姿で待っていました。

病院の先生によると、12時30分、それまで持ち上げていた頭が倒れていたので診察したところ、すでにこときれていたそうです。
衰弱してくるとうなだれる鳥が多い中、最後まですっくと頭をもたげて頑張っていました、と先生にも褒めてもらいました。

だんだんと体の自由が利かなくなる中でも、頭をもたげ、大きく目を見開いて常にまわりを見回していたがちゃえもん。さすがの病魔も彼の好奇心を蝕むことはできなかったようです。


私が最後に面会に訪れたのは前日の夕方。
両脚が利かなくなる中、弱々しくはばたいたり体の向きを変えたりと「元気さ」を一生懸命にアピールしてくれました。でも、指を添えて頭を掻いてやると、がっくりと頭の重さを預ける様子から衰弱の具合はわかります。…そんなに頑張って元気に見せなくてもいいのにね。

はじめて入院した夜、食欲が衰えていたため強制給餌をしたそうですが、そのあと入院の噂を聞きつけて現れた鳥ショップの店長さんからバナナをもらってよく食べたそうです。私はバナナはキライなので与えたことは無いのですが、今日はがちゃもんの亡骸の前にお供えしています。

とても短かかったものの、一日中一緒に過ごし、楽しく遊び、たくさん食べてイタズラをし、いろいろな人に出会い、あちこちに出かけたがちゃえもんは、毎日を物凄く濃密に楽しく生きていました。
朝が来ることが嬉しい、外にでて遊べることがたのしい、そんな毎日をがちゃえもんが過ごせる手伝いができたことを嬉しく思います。
同時に、たくさんの喜びと笑顔を私たちにくれたがちゃえもんに心からありがとうと言いたいです。

現れた途端にまわりを引っかき回して、あっという間に消えていった通り雨のような存在ですが、出会ったたくさんの人の心にしっかりしみ込んでいるような気がします。ときどき思いだして笑ってやってくださいね。
伝染性の病気ではないということ、血中の栄養素には特に問題がなかったことははっきりしています。
原因として考えられるのは、何らかの中毒、胃拡張のようなもの、先天的な内臓の欠陥による病気です。