| ごじゃのことをすっかり忘れて遊んでいたら、Aちゃんに脅かされた。
「ごじゃさんさあ、放っておかれてどーにかなっちゃってるかなあ?」
…いや、アイツに限って大丈夫だよ。大丈夫だと思うよ。…たぶん平気…なんじゃないかなあ。
さすがに気になったので、一泊した翌日の午後(心配した割に遅い)実家に電話してみた。
ぶるるる 、ぶるるる …「もしもし?」
ピポピポピポピポピポピポピポピポピポピポピポピポピポピポピポピポピポ♪
「キャハハハハハハハ!! がぢゃちゃんおかしい〜!!!」
尋常でなく元気いっぱいのごじゃの声と、それに笑い転げる近所のオバちゃんの声。
…間違いない。「ごじゃ」という単純な名前を間違えているのは、あのご近所さんしかいない。
喧噪のなか、チーコたんからどうにかこうにか聞き出した所によると、放鳥は午前と午後の2回。どちらもお腹がすくと自分からケージにはいり、おしゃべりし放題で、かなりものすごくイイコ(!!!)なのだと。
取って付けたようにこうも言われた。
「アンタがいないとものすごくお利口よ。いいわよ。当分帰ってこなくて」
「たいへんじゃないの?」
「ぜんぜん」
…ほっとしたような、さみしいような。
| 「ただいま〜」
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留守にして3日目、実家に戻ると鴨居の上からあつ〜い視線。
「やあ、ごじゃえもんくん、元気だったかね?」
ごじゃは…ずっとこっちを見てる。右に行っても、左に行っても、ずっと見てる。
ずっと見るのに飽きると、今度はへばりついてくる。
犬のように「すりよってくる」のである。ふふっ。…ちょっと嬉しい。 |
留守中、おやつや食事を与えるなどの「おいしい」役をしていたさだっぺは、どうやらごじゃを丸め込むのに成功した様子。ごじゃはさだっぺが部屋に入ってくると「ぴっ♪」と嬉しげな声を出す。
「ア♪ダイスキナオトーチャンキタ♪」なのか「オイ、オヤジ!!ナンカ、ウマイモンクワセロヨ#」なのかは定かではない。放鳥時ごじゃが外に出ると、跳び蹴りマヂ喧嘩をしているのは相変わらずだが、蹴られても噛まれてさだっぺは可愛くて仕方がないらしい。
「ごじゃは、お父さんのことが大好きなんだね〜♪」
きゃつのリップサービスも絶好調。当然、次から預かってもらう時のことを考えての言動である。
…腹黒い娘のきゃつであった。
その後数日実家に滞在して帰宅することに。車にケージや荷物を積み込んでいると
「これはオレが持って行ってやる」
さだっぺが握りしめているのはごじゃの入ったトラベルキャリー。
助手席に積まれたごじゃに「また遊びにおいで〜♪」と声をかけている。
…私に声かけてくれないと、ごじゃさんここまで来られないんですけど…。
腹黒いわりにひがみっぽい娘のきゃつであった。
また、よろしくおねがいします♪
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